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住宅新報に荒井倶楽部 理事長荒井喜八郎の記事が掲載されました

2020.03.12

住宅新報 2020年(令和2年)3月3日 第3種郵便物許可

変革を起こす起業家支える
無償コワーキングオフィスを開設した荒井財団理事長
荒井喜八郎さん
15年の財団設立から多分野にわたる社会貢献活動に取り組んできた荒井財団内に2月、 荒井倶楽部が発足した。
「社会に貢献する志の高い若手起業過の育成に取り組んでいく」と倶楽部の狙いを語り、彼らの活動を支える無償のコワーキングオフィスを財団の移転と共に東京・南青山にオープンした。
「新たな視点をもった事業に懸命に取り組んでいる若手たちに、協業の場ともなるオフィスを開放し、社会に変革を巻き起こしてもらいたい」と意義を語る。
「とにかく若手の一生懸命な姿は、見ているだけで自分も楽しくなる」と損得を度外視し、本業の不動産も切り離し、世の中を変えていくであろう新しい事業に興味津々だ。
新オフィスには、正会員向けの10の個別ブースと準会員向けのシェアオフィースを配置。各種専門家の助言も受けられる万全な受け入れ体制で、審査に合格した正会員5組の入居が3月1日から始まった。
鋭い視点で社会・経済や政治を報道するジャーナリズムNGOのワセダクロニクルや、高齢者専門の旅行会社を運営する医師など、それぞれが使命感を持った30、40代の多彩な顔ぶれがそろってきたという。残る会員枠も順次選定していく予定だ。
「夢や希望を実現していくために情熱を持ち、あきらめずに行動し続ける」ことが理想の仕事のあり方だと主張する。「場所は提供するが、事業には口を挟まない」というものの、集まってくる若いエネルギーに自分も刺激をもらいたい気持ちものぞかせる。
東京・渋谷に構える不動産業を手掛ける荒井商店の本社ビルからも、過去にビックネームのIT企業が巣立っていった。「1日も早く会員の事業が花を咲かせ、このオフィスを巣立ってくれるのを待っている」今から待ち遠しい様子だ。          (市川桂之)

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