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むすび塾

むすび塾

佐藤 慎一

「むすび塾」は、官民の垣根を越えて「人間としての軸」がしっかりした次世代の中核的人材を育てるための人間塾です。「むすび塾」は、塾生ひとり一人が自らの「北極星」に出逢えるよう、塾頭自らの経験知と人脈を駆使して、塾生に向き合い、心を耕していく「インキュベーター」です。多様な出自の塾生同士が「リアル」に出逢い、「グループワーク」を通じて対話し、結び合うことにより新たな価値の地平を切り拓く「サードプレイス」であり、塾頭を中核とする「知の公共空間」として、リベラルアーツを駆使して日本を哲学しつつ「日本の未来図」をデザインする起点となることをめざしています。混沌とする現代における「適塾」であり、「松下村塾」たらんとしています。

「むすび塾」は、2021年4月に開講しました。10名をこえる第一期生たちは、今まさに、塾生仲間と塾頭、さらには外部からの知性と一体となって、それぞれの「北極星」と出逢うべく一層の自己洞察・自己鍛錬に取り組んでいます。来年4月には、さらに新たに第二期生を迎える予定です。

「むすび塾」は、「荒井倶楽部」があるこの地、港区南青山で誕生しました。「荒井倶楽部」は、志の高い若手起業家たちが「一生懸命模索し、考え、発信する」まさに実践的な「場」であり、「むすび塾」もその恩恵を多大に享受しています。こうしたクリエイティブな雰囲気が横溢する伸びやかで刺激的な環境があってこそ、「むすび塾」は、多様な塾生がむすび合うことによる激しい化学反応の「場」として、より深くより開かれた「人間塾」に成長していくことができると実感しています。

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