現会員の紹介
共同創業者 畠山 祥
1. なぜ私たちが取り組むのか
地球には、毎年のように小惑星が接近しています。
まれに大きな小惑星が地球に衝突すると、都市が壊滅するような大災害につながります。 実際にロシアでは、
小惑星の破片が落下して1,000人以上がけがをしました。
私たちは「地球を守る」ため、そして「宇宙の資源を活用する」ために、小惑星の探査を 行っています。
2. これまでのやり方と課題
従来の小惑星探査は、計画から打ち上げまでに5年以上かかり、探査の機会は数年に1度しかありませんでした。
これでは、迫り来る小惑星への即応や、宇宙資源の活用に間に合いません。
3. 私たちの新しい取り組み
私たちは「小型の探査機」を複数同時に使うことで、従来の数年に一度ではなく、
「毎月1 回、小惑星を調べられる」体制を実現しようとしています。
これにより、
● 地球に衝突しそうな小惑星を素早く調べ、危険を避ける(地球防衛)
● 水や金属などの資源を持つ小惑星を調べ、将来の利用につなげる(宇宙資源の活用)
という二つの目的を達成できます。
4. 社会への役立ち
● 地球の安全 :地球衝突の危険を減らすことで、将来の大災害を防ぎます。
● 資源の未来 :地球から持ち出すのが難しい水や金属を、宇宙でまかなう道を開きます。
● 若い世代の挑戦 :大学や研究機関と連携し、次世代の人材育成にもつながります。
5.私たちの目標
「小惑星に、毎月行ける時代をつくる」――これが私たちFusekiの目指す未来です。
宇宙をもっと身近に、そして安全にするために挑戦を続けています。